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2025.07.29

【プレスリリース】長野県生坂村を舞台に企業連携による再生型観光 いくさか『創造の森』リジェネラティブ・ツーリズム第2期始動

-2024年に続き、フューチャーセッションズがプログラムの共創プロセス支援・伴走を担当-

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000037790.html

昨年2024年に引き続き長野県生坂村観光協会および連携各社と共に、いくさか『創造の森』を舞台としたリジェネラティブ・ツーリズムに取り組みます。フューチャーセッションズは、プログラム全体の共創プロセス支援・伴走と、ワークにおけるファシリテーションを担当。自然と共に生き、地域課題を共に解決するプロジェクトを推進します。

長野県生坂村で始まった、自然と共に生き、地域課題をみんなで解決する リジェネラティブ・ツーリズム「旅するいきもの大学校!」プロジェクトは、2024年に第1期が行われました。生物多様性や森林整備に取り組み、次の2つの賞を受賞しました。
・観光庁主催「第2回サステナブルな旅アワード」特別賞
・JATA主催「第3回 JATA SDGsアワード」優秀賞(環境部門)

第2期となる本年度はネイチャーポジティブと地域コミュニティの融合を目指し、全6回のツアープログラムを通じて地域と旅人が協働で未来をつくる「リジェネラティブDAO(分散型自律コミュニティ)構想※」に挑戦します。
この取り組みは、生坂村観光協会、フューチャーセッションズ、クラブツーリズム株式会社、合同会社HiTTiSYO 、株式会社アスエク、株式会社レシカの6つの企業がコンソーシアム形式で協力して進めています。それぞれの企業が持つ専門性とネットワークを活かし、多角的な視点からプロジェクトを支援します。

※地域コミュニティ型エコシステム<リジェネラティブDAO>とは
DAOとは、メンバーの投票によって意思決定が行われ、誰もが貢献できるオープンな組織のこと。メンバーの貢献量や内容はブロックチェーンに記録され、その貢献度に応じてトークンをリワードとして受け取ることができます。
リジェネラティブDAOは、いくさか『創造の森』の「あるべき姿」を地域と参加者が共創して描くプロジェクトです。参加者全員が活躍するためには、どのように森を運営すれば良いのか、民主的な意思決定を参加者全員で行います。

【事業内容】
本プログラムは、観光庁「第2のふるさとづくりプロジェクト」モデル実証事業の一環として企画しており、いくさか『創造の森』を中心舞台に生坂村内にて実施されます。プログラムの内容は、全6回構成となっており、オンラインとオフラインを組み合わせたハイブリッド形式で行われ、参加者は生き物の在り方や自然の知識を学び、いくさか『創造の森』エリアの自然調査体験や自然再生・大地の再生のためのアクション体験、薬膳学から自身を知るワーク等を行います。加えて、地域コミュニティと旅人の持続的な協働を支えるための「リジェネラティブDAO構想」についても検討します。また村内の方々との交流を通じて、地域への深い理解を促します。
プログラムの講師には、人と自然の共生をテーマに調査・研究を行う立教大学スポーツウエルネス学部スポーツウエルネス学科奇二正彦准教授の他、薬膳学の講師には20年の薬膳生活を活かし宿坊や食品メーカーのレシピ開発などを行っている静寂庵の中村飛鳥さんを、地中と地表の空気と水の流れを改善することで自然の循環機能を回復させ環境を再生させる「大地の再生」の講師にはWAKUWORKS株式会社の和久倫也さんを迎え、自然再生の先にある新しい里山の姿を想像し、実現に向けて実際に手を加えながら地域の方々との対話を通し「何度でも訪れたくなる里山づくり」を行います。

 

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