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2026.01.01
2026年 年頭所感
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
新しい年を迎えるにあたり、皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
昨年は、サステナビリティテーマの共創プロジェクトも増えてきましたが、世界的には、気候変動の影響による自然災害の頻発、地政学的な緊張、社会の分断や不確実性の高まりなど、私たちを取り巻く環境は引き続き大きな転換期にあります。加えて、生成AIをはじめとする技術の急速な進展は、情報収集や分析、選択肢の提示といった領域において、人間の役割や仕事のあり方を大きく変えつつあります。
こうした時代において、与えられた選択肢の中から最適解を選ぶことは、ますますAIが得意とする領域になっていきます。一方で、どのような問いを立て、選択肢を自ら生み出していくのか、そしてその選択にどのような意味を見いだすのかは、まさに人にしかできない役割ではないでしょうか。
正解「らしい」ものが瞬時に提示される時代だからこそ、異なる立場や価値観を持つ人々が向き合い対話し、まだ形になっていない可能性を立ち上げていく営みの価値は、むしろ高まっていると感じています。
フューチャーセッションズはこれまで、対話の「場」をつくることを通じて、多様なステークホルダーと共に考え、動き出すための後押しを行ってきました。共創の必要性や価値を社会に提示し、考え方や方法論を整え、共創を実践してきました。
そして、これからは、共創が特別な取り組みではなく、日常の意思決定や行動の前提として組織や地域に、ますます組み込まれていく「転換期」に入っていくと考えています。
そのためには、場をつくること以上に、そこで生まれた気づきや意思が具体的な行動となり、次の行動を呼び起こしていく「動き」を、いかに生み出し続けられるかが重要になります。私たちは、場をつくる存在から、そうした動きを支え、広げていく存在へと、役割を進化させていきたいと考えています。
まずは、渋谷を起点としたポジティブなサステナブルアクションを生み出す場として「渋谷サステナブル・フューチャーセンター」を立ち上げます。*
また、AIと協働しながらも、人間として果たすべき役割に正面から向き合い、一人では踏み出せない一歩を対話によって動き出す瞬間を、数多く生み出していこうと考えています。
本年も、未来を共に紡ぐパートナーとして、皆さまのご指導とご支援を賜れましたら幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
代表取締役 有福 英幸
*キックオフセッションを1月27日に開催いたします。スウェーデン視察からの学びや、官民共創の実践知を共有しながら、サステナブルな動きをともに描く対話の場となります。ご興味ある方は、ぜひご参加ください。