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【自主企画セッション】共創総会#5

共創を拡張する:AI時代、対話を促すMediator(仲介者)の存在と役割を問う

概要

プロジェクト期間
2025年 12 月 2日(火)14:00〜20:00
課題・背景
AI時代、対話を促すMediator(仲介者)の存在と役割を問う
支援内容
対話イベント企画・ファシリテーション
体制

共催:ハーチ株式会社
フューチャーセッションズ全社員

フューチャーセッションズでは、共創を次の段階に進めていくために、私たちが”今”深めたいテーマを設定し、大切な方々をお招きした自主企画セッション「共創総会」を半年に1回のペースで開催しています。

第5回となる今回は、事業連携を開始したハーチ株式会社との共催で実施しました。グランドテーマは「共創を拡張する」。AI時代において、未来をつくる対話を促すMediator(仲介者)とは何か、その役割について参加者の皆さまとともに探りました。

この日は3つの問いを設定して対話を実施。「AI時代、未来の共創はどのような可能性があるだろうか?」「あなたが思う”未来をつくる対話を促すMediator”とは?」という問いを通じて、AIと人間それぞれの役割、Mediatorの多様なあり方について考えました。また、今回は「食」をMediatorに対話を促す新たな試みも。その様子をご紹介いたします。

ストーリー

【イントロダクション:なぜ今「Mediator」なのか?】

今回の共創総会には50名の方が集まりました。リアルでの参加に加え、オンラインでの参加者もおり、多様な参加形態で共創の場が広がります。

はじめに、フューチャーセッションズ代表の有福から、今回のテーマについて説明がありました。

有福)第5回目となる共創総会のグランドテーマは「共創を拡張する」です。さらに、「未来を創る対話を促すMediatorの役割とは?」というテーマを設定しました。少々難しいタイトルに聞こえますが、共創を拡張するとはそもそもどういうことなのか、未来をつくる対話とは何か、Mediatorとは何なのか、本日対話する中で、皆さんと一緒に自分たちなりの答えを見つけていけるといいなと思っています。

続いて、共催のハーチ株式会社代表の加藤さんから、会社紹介とともに、なぜ今回フューチャーセッションズと共催するに至ったのか、背景が語られます。

加藤さん) ハーチは2015年に創業し、サステナビリティをテーマにメディア事業を展開している会社です。「Publishing a Better Future」をコンセプトに、『IDEAS FOR GOOD』など複数のメディアを運営しています。

今日は「未来をつくる対話を促すMediatorの役割とは?」という問いを設定しました。
私たちはメディアを「Mediator(仲介者)」と位置付け、これまでの社会と、これから目指したいより公正で循環する社会をつなぐ存在でありたいと考えています。どちらかを否定するのではなく、いいところを活かしながら橋渡しをしていきたい、という考えです。

その中でAIは、メディアの環境を大きく変えています。AIが扱えるのは基本的にデジタル上の情報です。ところが、デジタルにインプットされている私たちの日常生活における大事な情報は、1割にも満たないとも言われています。実は私たちの大切な情報の多くは、リアルな場にあります。だからこそ、今日のようにデジタルに残らない「場」での体験や対話を大切にする「場のメディア」が重要だと考えています。

一方で、未来のためにデジタルに残すべき情報もあります。人が情報にきちんと向き合い、それらを選びながらAIに渡していくことで、より良いAIやサステナブルなメディアの未来をつくっていける。そんな方向性を、私たちは目指しています。

今日はみなさんと一緒に、私たち自身も悩んでいることを考えたいと思っています。
これまでデジタルで広く情報を届けてきましたが、AIというとても大きなメディアが登場した今、メディアの存在そのものが改めて問われています。リアルな場の価値も大切にしながら、新しいメディアの未来を一緒に探っていけたら嬉しいです。

有福) フューチャーセッションズは、リアルで皆さんと一緒に顔を見ながら対話していく場を作ってきました。一方、ハーチさんはメディアという形を通じて、いろいろな人たちの思いを発信してきています。それぞれのアプローチは若干違いますが、これからの新しいコミュニケーションを考えていくときには、お互いに補完的な関係なのではないかと考えています。
ファシリテーターとメディア編集者の役割を融合させたとき、どのような共創を促進できるのか。「Mediator」という視点で捉え直すと、また違う共創の拡張のさせ方があるのではないかと考えています。

 

【Round1:AI時代、未来の共創はどのような可能性があるだろうか?】

対話を開始する前のチェックイン。参加者は「最近、共創して良かったこと・大事だと思ったこと」をA4用紙に書き出し、会場を歩きながら、気になった方と自己紹介。A4用紙を交換して、また別の方と自己紹介を繰り返します。前の方から聞いた話を混ぜながら紹介することもでき、場が徐々に温まっていきました。

 

最初の問いは「AI時代、未来の共創はどのような可能性があるだろうか?」。
メインファシリテーションを務めるフューチャーセッションズの宇野から進め方について説明があった後、参加者は自己紹介で「自分にない視点を持っている人、もっと話を聞きたかった人」など、気になった人たちとテーブルについて5〜6名のグループを作り、30分間の対話を行いました。

あるグループでは、AIと人間の役割分担について話が広がりました。
「最近はAIが良い相談相手になってくれますよね。人に言いにくい内容も、AIなら気にせず聞けますし」
「『人に言いにくい』にも色々あって。障害のある方が、『何度も聞いたら怒られそう』と感じることをAIに聞くことでプレッシャーを感じずに壁打ちができているという事例もありますね」
「『前にも言ったよね?メモとってなかったの?』と仕事でも叱られた経験があるので、その気持ち、よく分かります」
「叱られることを恐れて聞きたいことが聞けず、悪循環が生まれることがあるけれど、AIならそういうことがないのも魅力ですよね」
「知識を授けてくれる役割はAIが担い、身体を伴う行動は人間がやるという棲み分けが生まれそうな気がしますね」

一方で、「人間同士の対話でしか出てこないものがある」という声も出てきます。
「AIに向かっていると整理された悩みしか出てこないけれど、人と話していると、言葉になっていなかったモヤモヤが浮かび上がってくること、ありませんか?」
「たしかにありますね。こういった対話の場で話しているうちに、『それ、私も思ってた』という反応が返ってくることで、自分が日常で抱える違和感に気づいたことがあります」
「言葉に出さなくても、一緒にいるだけで感じるものもありますよね。うまく言語化できないのですが」
「AIとの対話は必要な情報を効率よく得られるところがいいところ。一方で辞書を引いたときに偶然、隣の言葉に出会ったり、本屋でぶらっと歩く中で興味を引く本に出会ったりするような、五感を通じた『偶然の発見』は生まれにくいのかもしれません。対話の場だと、遠くのテーブルの対話内容が、自分のテーブルの対話にいつの間にか影響しているということもありますね」
複数人で同じ場を共有することで生まれる「共鳴」や「空気感」こそが、人間同士の対話の価値として語られました。

また、AIが持つ「中庸的な優等生」という性質について対話が広がります。
「AIは耳障りのいい言葉で、かなりポジティブに寄り添ってくれる。絶対に否定から入らないけど、たまにはガツンと言って欲しい!と思うときもあります」
「個性がさまざまな人間だからこそ予想しない意見をもらえることもある。違うことが混じり合って、新しい何かが生まれる可能性がある。でもAIは、ある程度想定できる場所まで連れていってくれる存在ではあるけれども、それ以上グイグイ引っ張っていく段階ではないのでしょうか」

AIの設計次第で変わる可能性について、別の視点から指摘がありました。
「今AIがガツンと言わないのは、そういう設計になっているだけ。ガツンと言って断定的な物言いをしてほしい、グイグイ引っ張ってほしいという要望があれば、そういうAIも生まれるかもしれません。AIの在り方は、人間側のニーズがあってのことだということを念頭に置いて対話をすることも大切ですよね」

ここで話題は、「そもそも対話の場に出られない人」の存在へと移ります。
「直接⼈と⼈が会ってその場を⼀緒にすることで解決したり先に進んでいくことがあるというのは、まさにその通り。ですが、身体的、精神的事情で共創の場に参加できない人がたくさんいるのも事実です。その人たちをどう招き入れるかという視点も忘れてはならないと思います」
「オンラインで、深くつながれる場も確かに存在しています。オンラインで交流していた人が、リアルで対面した時の絆の深まり方には目を見張る時があります」
「人と話すのが怖い人や、不登校、集団が苦手な人にとって、AIは最初の受け皿になれそうですね」
その文脈で、「みんなが集まる地点が『0』だとすると、そこに行く前の、『0に向かう』手助けをAIはしてくれるのではないか」という視点が提示され、リアルかデジタルかという二項対立ではなく、対話において「選べる距離感」や「段階的な関わり方」の重要性が語られました。

また、開かれているはずの「共創」や「対話」の場が限定的なものなりすぎていないか、という問いも投げかけられます。「ネガティブな感情を持ち込んではいけない空気はないか」「『皆と同じ』でいないと参加できない場になっていないか」。さらに、「共創が必ずしも正解ではなく、ひとりで向き合ったほうが良い場面もある」という率直な意見も出ました。
相手の言葉に共感したり、時には別視点の意見も投げかけられながら対話が広がっていきました。

各グループでの対話を終えた後、代表者が中央に集まり、各テーブルでの対話を全体へ共有する時間を持ちました。対話はRound2へと続きます。

 

【Round2:あなたが思う”未来をつくる対話を促すMediator”とは?

席替えを行い、2つ目の問いへ。「あなたが思う”未来をつくる対話を促すMediator”とは?」がテーマです。

あるグループでは、Mediatorの重要な役割のひとつとして、「対話に参加する者を傷つけない」という視点が出ました。
「ある程度ルールに則って対話をしていても、誰かにとっては傷つく内容かもしれない。そうならないファシリテーションはMediatorの大切な役割ではないかと思います」
「なるべくたくさんの人に参加してもらえる場づくりが大切ですよね。みんなが参加したくなる魅力的な対話の場をつくるのもひとつの役割ですね」

一方で、「参加者を傷つけないこと」を重視しすぎると対話の自由度が下がるというジレンマも指摘されました。「お互いに気を遣い合って本音を話さなければ、対話の内容についてもどんどん自由度が下がっていく。ルールを守りつつも、自由な発言を認め合える空気も重要」という声もありました。
その延長で、多様な立場の人々を結びつける存在としてのMediatorについても語られました。
「どんな内容だとしても、参加している全員が喋ることが大事だと思います。アイデアをたくさん持っていても言語化が苦手な方もいますし、さまざまな事情があって対話の場に参加できない方もいます。そういう人々をできるだけ多く対話に招き入れる装置や人は重要ですよね」
「今ある話をうまくファシリテートして、時には『◯◯さんどうですか?』と、色々な参加者に話をふって、対話を広げてくれる存在は必要。AIでもいいかもしれないし、人でもいい。あるいは話す人をランダムに指名するルーレットのような物があってもいいですね」

また、対話におけるお互いの文化への理解の重要性についても議論が広がりました。
「最近、背景が全然違う人同士が話す場面に立ち会うことが多くて。何の違いでその話がかみ合ってないのか分からないことがあるんですよね。お互いのキャリアや経験の違いが原因なのかもしれません。そういった背景をあらかじめ補って対話を進めてくれる役割があるともっと対話がスムーズにいくのにと思うことがよくあります」

多数決によらない意見の引き出し方についても話題になりました。
「対話していると、どうしても話すのが上手な人や、発言の多い人、多数の意見に対話の内容が傾きがち。ですが、逆の少数派の意見にもきちんと耳を傾けてこそ『対話』と言えるのだと思います」
「多数決ではない意思決定をAIを使って促す研究について聞いたことがあります。AIを使わなかったグループは、強い主張を持ってる人の意見にまとまったが、あらかじめ全員の意見をAIにインプットして活用したグループは、積極的に参加してない人の意見も取り入れた内容になったのだとか」

ここで、各グループの代表者が集まり、対話の内容を共有しました。
興味深かったのは、「天然のMediator」という概念です。
「赤ちゃんや猫がいるだけでみんなが笑顔になり場が和む。そういう存在もMediatorになりうるのではないか」
ここから、「天然」と「養殖」のMediatorという概念が話題になりました。
「天然と養殖のMediatorの違いは、意図を持って対話を促しているかどうか。天然のMediatorには意図がないから責任がない。お酒や食べ物、動物は意図をもたない、天然の仲介者。一方、マッチングアプリはお互いをマッチングに導くために、あらゆるルールや仕組みで円滑なコミュニケーションを促している。養殖のMediatorと言えそうです。また、意図があるからこそ養殖のMediatorには責任が生じると思います」

対話を通じて、Mediatorの役割は一つではなく、翻訳、編集、答えではなく問いを生み出す、関係性を構築するなど、多岐にわたることが見えてきました。また、「Mediatorは人だけではなさそう。場や時間そのもの、心の余白がMediatorではないか」という指摘もあり、Mediatorの概念が大きく拡張されていきました。

 

【Round3:各グループが深めたい問いを決めて対話

対話の合間には20分ほどの休憩時間。本来廃棄されてしまう素材を活用したおやつをつまみながら過ごします。放置竹林の竹と笹を24%も使用したスイーツは、そのアイデアへの驚きが新たな対話のきっかけに。お菓子も対話を促進するMediatorになることを、休憩時間にも体感することができました。

Round3は、Round1、2を通して、グループ内で深めたい問いを決め、その問いについて対話、最後に各グループの代表から全体へ共有という流れで進みました。根源的な問いから実践的な問いまで、会場全体で多様な探求が同時に進行しました。

生まれた問いの例:
「共創」と「競争」は共存するのか?
AIをどう使えばいい未来がつくれるか?
共創におけるMediatorの責任とは?
天然のMediatorってなんだろう?
対話の場とは?
「いい未来」ってなに?
人とは?なぜ対話を促したいのか?

あるグループでは、共創と競争について対話が交わされました。
「共創っていいよねっていう空気感があるが、『かけっこで勝つ』といった競争も大事ではないか」
「競争もモチベーションを高めるようないい面があるが、人と比べるということには抵抗がある」
「よりよいものをみんなでつくっていくという意味で共創はいいよね、という結論になった」

対話と雑談の違いについて考えたグループもありました。
「雑談と対話は違う。課題を解決するためのプロセスにあるのが対話だと思う」
「対話の中には、『対等』と『対立』の両方の要素が必要だと思う。相手の話に対して、自分の本音を返せているかも重要」
「自分がちゃんと対話できていたか、雑談しているだけではないか?を考え直すきっかけになった」

さらに、「Mediatorの責任とは?」というテーマで問いを深め、Mediatorの可能性への気づきを得たグループもありました。

「意図を持って対話を促すMediatorには責任がともなう。また、Mediator(仲介者)が存在するのは、仲介される人々がいるからだということを忘れてはならない。仲介されるものが仲介者=Mediatorをつくっていくという意識も必要」
「森羅万象あらゆるものがMediatorになりうるということに気づいた」

 

【懇親会:食材を使った共創を体験】

4時間の対話を終えた後、18:00からの懇親会にも、共創をテーマにしたデモンストレーションが用意されていました。

デモンストレーションを企画・プロデュースした株式会社honshokuの平井さん、山フーズの小桧山さんから企画主旨と食材の説明を聞きます。色鮮やかで活き活きとした食材・お料理の数々に期待が膨らみます。

ずらりと並ぶ美しい食材を各テーブルのメンバーで協力し、盛り付け。テーマを発表しました。盛り付けながらテーマを見つけるグループ、テーマを見つけてから盛り付けるグループなど、共創のさまざまなプロセスを楽しみました。

「三日月の枯山水」「クリスマスの偶然の出会い」「調和のクリスマスリース」「Nature Centered」など、さまざまなテーマが飛び出し、同じ食材でも、異なるプロセスで多様なアウトプットが生まれる様子を楽しみました。

 

そして共創の成果をみんなでいただき、いつもより美味しく感じながら、食の共創も楽しみました。セッションの中で気になったテーマについてさらに話を深めたり、今日のセッションの感想を語り合う姿が見られました。

みんなで盛り付けるというプロセスで、より美味しく感じた!という声も

 

【振り返り:共創を拡張するとは何だったのか】

3つのラウンドを通じて、約4時間にわたる対話を終えた参加者たちからは、多様な気づきが共有されました。

対話のプロセスの重要性に気づいた参加者が多くいました。「AIの進化が加速しても、結果より過程を大切にする対話は人にしかできなさそう」「対話の場に初めて来たが、もやもやしていることを話し、その場にいる人の話を聞くことで、自分の考えについても理解が深まった」という声が聞かれました。

Mediatorの役割の多様性についても、参加者それぞれが独自の定義を見出していました。「Mediatorの役割で大事なことは、『いい塩梅』を見つけること。対話の対立をなくし過ぎると多様性を失うし、異なる意見をぶつけすぎても対話が進まない」という指摘
もあり、その役割の重要性を体感する様子もありました。
印象的だったのは、「赤ちゃん、猫、本、映画、お葬式、災害…。あらゆるものがMediatorになると思った」という気づきです。対話を始める前は漠然としていた「Mediator」という概念が、3つのラウンドを経て、参加者それぞれの中で具体的なイメージとして立ち上がってきたことを示していました。

曖昧さを大切にすることの価値も再認識されました。「曖昧さを大切にできるMediatorになりたい」という声は、すぐに答えを出さず、問い続けることの重要性を表しています。「良い対立、は対話において大事だと思った」という気づきも、多様性を保ちながら対話を深めることの意味を示していました。その気づきを示すように、時間になってもさらに対話を続けようとする参加者が多く見られました。

一方で、対話の限界や課題についても率直な声がありました。「4時間という長い時間も心地よく、あっという間。一方で、本当の意味で『対話』できていたのだろうか」という問いかけは、対話と雑談の違いというRound3のテーマとも重なっていました。「もっと本音で対話する練習がしたい。傷つけず、時にはちゃんと自分の意見も言えるように」という声は、多くの参加者が感じていた葛藤かもしれません。

「共創の場にいない人をどう招き入れるか?」という問いかけも重要なテーマとして浮かび上がりました。「対話の場にいない人をどう招き入れるかを考えた」という気づきは、共創の場に来られる人だけで完結してしまう危うさへの気づきでもありました。Round1でも「共創の場に来られない人、声なき声を具現化させるのもAIの役割では」という対話にあった通り、AIへの役割が期待されています。
今回の共創総会は、AI時代における対話の場とメディアの役割を、「Mediator(仲介者)」という新しい視点で捉え直す機会となりました。ファシリテーターとメディア編集者、リアルとデジタル、同期と非同期、天然と養殖など、二項対立ではなくそれぞれの特性を理解しながら、いかに「いい塩梅」を見つけていくか。その探求こそが、「共創を拡張する」ことの本質なのかもしれません。

参加者一人ひとりが持ち帰ったのは、明確な答えではなく、それぞれの問いでした。「対話は疲れた。が、信念をもってMediatorや未来をつくるかっこいい人になりたい」という言葉が象徴するように、疲れながらも前に進もうとする意志が、会場全体に満ちていました。

今回の共創総会で生まれた問いは、まだ答えが出ていないものばかりです。答えを急がず、問い続けるプロセスそのものにも大切なものがあるのかもしれません。
あなたが日頃抱えている問いが、誰かの気づきのきっかけになるかもしれません。一緒に問い続ける仲間と出会えるかもしれません。あるいは、予期せぬ出会いや対話が、あなた自身の新しい視点を開いてくれることもあります。

次回の共創総会は、2026年6月頃の開催を予定しています。どのようなテーマで、どのような対話が生まれるのか、私たち自身もまだ分かりません。あなたと一緒に探求できることを楽しみにしています。


【関連するプロジェクトで、他の視点ものぞいてみませんか?】

共創総会

・共創の根源:複雑化する時代に求められる共創を問い直す
[共創総会#4 | 自主企画セッション]
https://www.futuresessions.com/projects/73733/

・”雑居型共創”の実験:多様な視点が交差する場で自由に人々が集い、共創の可能性を模索する
[共創総会#3 | 自主企画セッション]
https://www.futuresessions.com/projects/54451/

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