ニュース・トピックス・イベント情報 NEWS

PRESS

2023.04.07

【プレスリリース】金沢大学の産学連携プログラムにフューチャーセッションズが参画、価値観の イノベーションを促すサーキュラーデザインワークショップの設計・実施を担当 -持続可能なバイオプラスチック普及についての実証研究-

ソーシャルイノベーションの実現に向けて、創造的な対話の場をつくる株式会社フューチャーセッションズ(代表取締役社長:有福英幸、本社:東京都渋谷区、以下フューチャーセッションズ)は、国立大学法人金沢大学(所在地:金沢市角間町、以下金沢大学)が取り組む、産学連携プログラム「COI-NEXT」採択プロジェクトである『再生可能多糖類植物由来プラスチックによる資源循環社会共創拠点』に参画します。課題の一つである『価値観のイノベーション』の参画機関となり、環境意識の向上、大量消費・大量廃棄型のライフスタイルを見直す価値観の転換に取り組みます。

■「COI-NEXT」とは
大学等が中心となって未来のありたい社会像(拠点ビジョン)を策定し、その実現に向けた研究開発を推進するとともに、プロジェクト終了後も、持続的に成果を創出する自立した産学官共創拠点の形成を目指す産学連携プログラム。
大学等を中心として、企業や地方自治体・市民等の多様なステークホルダーを巻き込んだ産学官共創により、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に基づく未来のありたい社会像を拠点ビジョンとして掲げ、その実現のため「バックキャストによるイノベーションに資する研究開発」とそれを支える「自立的・持続的な拠点形成が可能な産学官共創システムの構築」をパッケージで推進します。

・国立研究開発法人科学技術振興機構・共創の場形成支援プログラム
https://www.jst.go.jp/pf/platform/outline.html

■金沢大学が取り組むCOI-NEXTとは
金沢大学は、再生可能多糖類植物由来プラスチックによる資源循環共創社会をCOI-NEXT拠点としてのビジョンに掲げ、2021年度より参加。多糖類農業廃棄物を資源と捉え、再生可能なバイオプラスチック製品を適切な量だけ生産、使用後に回収して再生することで無駄なく使い続ける、バイオプラスチック循環プラットフォームを構築し、大量生産・大量廃棄の無い、価値観のイノベーションによる明るい未来社会を実現します。
実現のために、「持続可能な多糖類資源生産」「バクテリアセルロースナノファイバー製造」「セルロース樹脂リデザイン」「多糖類バイオプラスチック複合材」「価値観のイノベーション」の5つの課題に取り組んでいます。

・金沢大学COI-NEXT
https://coi-next.w3.kanazawa-u.ac.jp/

■フューチャーセッションズが参画する課題「価値観のイノベーション」とは
フューチャーセッションズは「価値観のイノベーション」課題に参画します。金沢大学が取り組む再生可能多糖類植物由来プラスチック(バイオプラスチック)が普及し、持続可能な社会を実現するためには、社会がバイオプラスチックに関する正しい知識に基づく環境意識を向上させ、大量消費・大量廃棄型のライフスタイルを見直すような価値観の転換が不可欠です。
フューチャーセッションズは、ライフスタイルの転換につながるような価値観のイノベーション、「問題に関する客観的理解」 「問題の自分ごと化」 「変化への肯定的な意味づけ」 が促進されるよう、これまでの知見を活かし、市民や企業参加型のサーキュラーデザインワークショップの設計・実施を担います。

■フューチャーセッションズの取り組みと実績
フューチャーセッションズは、創造的な対話の場「Future Session」を通じて、社会や組織の複雑な問題や課題を転換し、一人ひとりが信じられる未来を共創する取り組みを行なっています。
対話を通じて課題を解決するだけでなく、参加者が当事者意識を持ち、未来共創者となるためのファシリテーションを実施する先駆者として、企業や自治体のみなさまと共に、まちづくり、市民協働、人材育成、スポーツ活用、未来創造など多くのプロジェクトに携わってきました。

・これまでの取り組み事例
https://www.futuresessions.com/projects/

 

NEWS INDEX